市原仁奈がキグルミを脱ぐ日

シンデレラガールズスターライトステージに久しぶりにパンチの効いたアイドルが投入されやがりました。

市原仁奈ちゃんでごぜーます。

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キグルミに身を包む愛らしい姿だけではなく、奇抜な言葉遣いと、(彼女の懸案事項である)家庭環境の機能不全を匂わせる発言の数々が話題となりました。

父親が海外に長期出張して「やが」るのと、母親から捨てられるように美城に預けられた経緯から早速ネグレクト疑惑が浮上し、流石のプロデューサー諸兄も若干引き気味の様相です。

このようなバックグラウンドを踏まえると、最大のチャームポイントであるキグルミも愛情欲求の飢えからの反動ではないかと推測されるため素直に可愛いと思えなくなってしまいますね。

 

市原家の事情

それでは彼女の両親について考えてみましょう。

仁奈に対する仕打ちから問題が多い特異な性格の親ではないかという意見もあるようですが、私はむしろ今日的な家庭であれば起こりうる問題を抱えているだけで、両親は至って普通なのではないかと考えます。その証拠と言うと論拠として弱いかもしれませんが、彼女は基本的に物事に対して前向きであります。社会と折り合いがつかず子供に当たるような機能不全の親の下ではこうは育ちません。

両親の働きぶりから察するに二人とも総合職であり、子供に割ける時間はかなり制限されるのではないかと思われます。それを補うための児童保育も今のご時世では簡単には見つからないと思いますし、実際に仁奈は不幸にも委託する公的な施設が見つからなかったのだと思います。待機児童問題というやつです。

アイマスの世界で低年齢層に属する仁奈ですが、児童という括りでは立派な中学年に属します。九歳という言葉の響きではキグルミも許されると錯覚しますが冷静に考えると既にそのような遊戯は卒業していなくてはならない年齢です。育児の世界では急激に親への負担が増える小一問題と子供への負担が増える小四問題があると言われていますが、残念ながら市原家は小一問題に躓き、小四問題を前に手に負えなくなってしまったのでしょう。

こうした仮説を元に考えると、あの独特な言葉遣いは恐らく仕方なしに預けることになった遠戚か誰かの口癖が移ったものではないかと想像できます。もしかすると一時的に親元を離れた過去があるのかもしれません。そうした様子を見かねた母親が、芸能事務所ならば礼儀作法も覚えるだろうし友達もできるだろうと踏んで、仁奈を美城に託したというのが事に顛末なのでしょう。

この状況を鑑みて、両親が仕事を減らして仁奈を手厚くケアするべきだと述べるのは簡単ですが、そうも簡単に物事は運ばないと思います。

恐らくですが、仁奈の母親は保育時からの出戻りに成功したものの、仕事を優先したがために小学校の子育てコミュニティに上手く入り込めなかったのではないでしょうか。こうした生の情報が不足しがちな状況の中で小一問題を過小評価してしまい、仁奈は空白の時間帯を背負うことになってしまったのだと思います。

年齢と仕事内容から推測して市原家の所得は額面で千二百万円から千六百万円程度。家計には余裕がありそうなので、仁奈が学習塾や習い事で友達関係を築くこともできたと考えられますが、それでも彼女が根本に抱く承認欲求を満たすものではなかったのだろうと思います。これが仁奈の態度から時折のぞかせる年齢に似合わない就業に対する肯定的な態度に繋がっているのだと思います。

 

仁奈の将来を考えてみる

なかなか両親に構ってもらえなかった仁奈ですが、一度キグルミを着て両親に可愛がってもらった記憶があるのでしょう。その成功体験と受容した愛情の乏しさが彼女をキグルミで包んでしまったということなのでしょう。アイマスのコンテンツを考えると、彼女にはこのままキグルミアイドルとして活躍をしてもらうことになるのでしょうが、やはり彼女の将来を考えるといつまでもキグルミで誤魔化しているままでは駄目になると思うのです。

彼女は仕事に対しては真面目な人間なので、これが良いかどうかは別問題ですが、やがて職業としてのアイドルにアイデンティティの軸を移すのではないかと思います。

こう考える理由の一つにアイマスの小学生アイドル達の層の厚さがあります。美城社内ではプロジェクトクローネの橘ありすやブルーナポレオンの佐々木千枝といった一歩先行く同年代がいますし、一方で765プロ劇場には芸能界歴が長い周防桃子や上昇志向の強い中谷育といった強力な競合相手が控えています。仁奈の視点に立って見渡してみると、同世代の活躍は物凄い刺激になるはずです。

美城には芸人枠アイドルも多いのでそちらの流派に取り込まれ一周回ってキグルミアイドルとして活躍を続ける可能性もありますが、周囲に影響を受けやすくなるお年頃でもあるので、ある程度の年齢になれば嘘のようにキグルミを捨てて正統派アイドルの一人として活躍を始める未来もあり得るのではないでしょうか。


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